私は心療内科に通っています。軽い躁うつ病(双極性障害)です。
躁うつ病になってから薬を飲み、今はとても安定しています。
今回は躁うつ病の症状と、エニアグラムのタイプ6が抱える二極性の類似性を考えてみます。
二つの反する思いが交互に現れて苦しんでいる方への対処のヒントになればと思います。
躁うつ病の発症
躁うつ病は躁状態と鬱状態を繰り返す症状です。
調子が良いときと悪い時で相手との関わり方に大きな違いが出ていた時期があり、非常に友好的に接していたかと思ったら攻撃的になる、そして凹む、すぐに元に戻るを繰り返していました。
自分でも何が起きているのか分からなっていましたが、自分に問題があると思っていましたし、自分の性格が原因だと思っていました。
多くのメンタル系の症状は、病気だと思われず、放置されていることが多いようです。
頭では知っていましたが、自分がそうなるとは思っていませんでした。
結果として、一念発起して心療内科に行った結果、私は躁うつ病だと判明しました。
エニアグラムのタイプ6と躁うつ病
エニアグラムを勉強し始めて色々な資料を見てきました。
タイプ6のキーワードで「二極性」とあり、最初は良く分かっていませんでしたが、この二極性が躁うつ病と関係しているのではないか?と思い始めました。
唐突な流れですが、
不健全な状態で二極性が全面に出てしまうと「躁うつ病」の症状になるのではないか?
というロジックです。
二極性のキーワードの出典を見つけられませんでしたが、タイプ6は「A」という側面と「アンチA」という側面の両方を持っていると考えています。
これもややこしいですが、「その案には賛成です」「とはいえ、こういう点があるので、もろ手を挙げて賛成はできません」のように、「結局賛成なの?反対なの?」と言われそうな発言をしてしまうことがあります。
健全度が低いタイプ6だと、こういう相反する考えの両方が全面に出てきてしまい、ともすれば躁うつ病のような症状になるのではないでしょうか。
健全度の判断
健全度が低いと相反する考えが強く同居してしまい、行動にまで現れるのかもしれない、までが今回の考察です。
最後に健全度が低いことをどうやったら知ることができるか、について考えてみます。
簡単に言うと、「自分の健全度の低い状態を知る」ことに他なりません。
「自分の健全度の低い状態を振り返り、その行動や言動が現れた時」が健全度が低いことの判断となります。
私の場合は「相反する意見を連続で言う時」が健全度が下がってきたヒントです。
これはタイプの中でも個人で異なると思いますので、皆さんが自分で掴むしかないです。
ひとつポイントとなるのは「振り返り」だと考えています。
まとめ
今回は躁うつ病の症状と、エニアグラムのタイプ6を組み合わせた考察をしてみました。
稚拙な内容なので、心理学者や心療内科の先生から怒られるかもしれませんが、自分の考えをまとめておきたくて記事にしました。
エニアグラムは自己理解、自己成長のツールだと私は思っています。
でも、ツールは正しく理解し、正しく活用できないと意味が無いです。
エニアグラムを120%活用するためには、「健全度」がキーワードです。
まずは良い面も悪い面も含めて自己理解、その中で自分の健全度が把握ができ、さらに自己成長に繋がります!
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